よくあるご質問

よくあるご質問

Q.  新型コロナウイルスをはじめとした感染症対策について

A. 当院は分娩を取り扱う施設であり、免疫力の低い妊婦さんと新生児への感染を防止する観点から、様々な感染対策を行っております。
当院に来院された方は来院時に検温をさせていただき、37.5℃以上の発熱が認められた方、あるいは咳などの呼吸器症状を認める方は院内に滞在することができません。
また、来院時には、必ずマスクを着用していただくようお願いいたします。
院内へお入りいただけるのは原則、ご本人様のみとなります。付き添いの方は院外でお待ちください。
当院受診前に37.5℃程度の熱がある場合やのどの痛み、咳などの呼吸器症状がある場合には、ご来院される前にお電話にてご相談ください。
ご理解ご協力のほど、お願いいたします。

Q. 外来予約の方法を教えてください。

A. 現在、一部の予約(継続的な処方や注射の予約、検査結果の予約)のみインターネット(スマートフォン、タブレット、パソコン)での予約が可能となっております。
その他の診療につきましてはお手数をお掛けしますが、月曜日~土曜日の午前9時~午後5時の時間帯に、046-221-5166までご連絡ください。それ以外の時間帯には、予約に関してのお問い合わせはお受けしておりません。当院の外来は予約制となっております。
また、適切な医療を提供できる体制が確保できない可能性がある場合には、診療をお断りすることがあります。
例えば、手術や分娩など、麻酔を使用したり、緊急な判断を要する際に迅速なコミュニケーションが取れない場合には患者様の生命に関わることがありますので、当院での診療をお断りさせて頂くことがあります。何卒ご了承ください。
なお、通常の外来診療では、例えば日本語の話せない方でも通訳の方といらっしゃって診察を受けている方、聴力障害があっても筆談でやりとりをしている方はいらっしゃいますので、診療に際してご心配なことがある方は当院までお問い合わせください。

Q. クリニックに駐車場はありますか?

A. 8台分の駐車場があります。
満車の場合には、恐れ入りますが、近隣のコインパーキングをご案内させていただきます。

Q. お支払い方法について教えてください。

A. 現金のみのご精算となります。クレジットカードや電子マネーは使用できません。

Q. 分娩予約について教えてください。

A. 外来受診時あるいはお電話にて当院での分娩の希望をお伝えください。
分娩予約の枠が既に埋まっている場合には、申し訳ございませんが、分娩予約をお断りさせて頂くことがあります。
妊娠20週時に予約金5万円を受付にてお預かりいたします。
(令和5年4月より出産育児一時金が42万円から50万円に引き上げられましたので、令和5年5月1日より予約金を10万円から5万円に減額いたしました。出産費用は据え置きとなっております。)

Q. クリニックの分娩に、受け入れ基準はありますか?

A. 当院では妊娠リスク評価表に基づいて当院での分娩受け入れが可能かどうか判断しております。以下の場合には原則として当院では分娩をお受けすることができませんのでご了承ください。
①当院初診時に40歳以上の方
②当院初診時にBMIが28以上の方
③身長145cm未満の方
④他院にて今までに帝王切開(あるいは子宮手術)をされている方
⑤高血圧や糖尿病、精神疾患など、妊娠中に慎重な管理が必要となる合併症をお持ちの方
⑥不育症などでヘパリン、バファリン、バイアスピリンによる抗凝固療法が必要な方
⑦その他、当院にて適切な医療を提供できる体制が確保できない可能性がある方
ご不明な場合はお電話にてご相談ください。

Q. 当院への里帰り分娩をすることはできますか?

A. 当院への里帰り分娩、転居に伴う分娩をお受けしております。
前項の当院分娩の受け入れ基準をご確認いただき、妊娠中のなるべく早い時期に当院にご連絡ください。
32週~33週までには里帰りされて、以降は当院での健診をお願いします。

Q. 無痛分娩はできますか?

A. 硬膜外麻酔を使用した計画分娩を行っております。
自然の陣痛発来を待っての無痛分娩はお受けしておりません。
妊娠リスク評価表に基づいて当院での無痛分娩が可能かどうか判断しております。
その他、側弯症や腰椎手術の既往がある場合、分娩時に出血傾向や感染が疑われる場合など、硬膜外麻酔ができない場合があります。
なお、計画分娩の予定日前に陣痛発来、破水となった場合には、対応可能な状況であれば無痛分娩を行いますが、病棟の状況によっては無痛分娩ができないことがあります。

Q. 帝王切開はできますか?

A. 当院では予定帝王切開(前回帝王切開や逆子の場合など予定された帝王切開)、緊急帝王切開(分娩がうまく進まなかった場合など緊急で行う帝王切開)ともに行っております。
なお、予定帝王切開の場合の手術日、手術開始時間につきましては、当院都合で決めさせて頂きます。ご了承ください。

Q. 家族の立会い分娩はできますか?

A. 立ち会い時の条件など、詳細は当院にお問い合わせください。
なお、今後の感染状況によっては中止や制限をさせていただく可能性もあります。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

Q. 陣痛促進剤は使用しますか?

A. 分娩が自然に経過している場合には基本的に必要となりませんが、予定日を超過した場合や母体合併症などにより計画分娩が望ましい場合、微弱陣痛の場合には、陣痛促進剤が必要であることを説明し御了承いただいた上で陣痛促進剤を使用いたします。

Q. 逆子(骨盤位)の場合、経腟分娩は可能でしょうか?

A. 当院では初産、経産に関わらず骨盤位の分娩は全例帝王切開となります。

Q. 前回帝王切開でしたが、今回は経腟分娩可能でしょうか?

A. 前回帝王切開、あるいは、子宮手術の既往がある場合、当院では帝王切開となります。ただし、子宮鏡下手術の場合には手術の状況により経腟分娩も可能であることがあります。

Q. 母子同室ですか?

A. 当院では母子同室を基本としていますが、母子同室を行う上での適応基準を満たさない場合や中止基準に該当する場合には、新生児室にて児をお預かりいたします。
また、体調がすぐれない場合など、ご希望がございましたらいつでも新生児室にて児をお預かりいたします。

Q. 分娩の入院期間はどのくらいですか?

A. 経腟分娩の場合、分娩翌日を1日目とすると初産婦さんでは分娩5日目に退院となります。経産婦さんでは分娩4日目に退院となります。
帝王切開の場合、分娩6日目に退院となります。術後経過が順調であれば5日目退院も可能です。
産後の経過に異常がある場合には退院が延期となることがあります。

Q. 入院中の面会時間は?

A. 面会時の条件など、詳細は当院にお問い合わせください。
なお、今後の新型コロナウイルスなどの感染状況によっては中止や制限をさせていただく可能性もあります。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

Q. どのような病室ですか?

A. 病室は11床あり、すべて個室となっております。
各部屋にトイレ、洗面台、冷蔵庫、セーフティーボックスがあります。
シャワー室は2室あります。

Q. どのような食事ですか?

A. 「入院食のご案内」のページをご覧ください。
朝食8時~、昼食12時~、おやつ15時~、夕食18時~です。
分娩後はお祝い膳が1回あります。
各種アレルギー対応にて、安全安心を第一に、美味しいお食事をご提供させていただきます。

Q. 妊娠経過中、母体や胎児に異常が認められた場合、どうなりますか?

A. 異常の程度にもよりますが、慎重な管理が必要と判断された場合には、高次医療機関である東海大学医学部付属病院や厚木市立病院にご紹介させていただきます。

Q. 出生前検査(NIPT、羊水検査、クアトロテスト)は可能ですか?

A. クアトロテストにつきましては、検査の意味合いを御理解いただいた上で希望される場合に当院にて検査を行うことができます。
NIPT(母体血胎児染色体検査)、羊水検査につきましては、各検査前後での十分な遺伝カウンセリングおよび十分な管理体制が必要となりますので当院では施行することができません。
NIPTにつきましては、NIPT基幹施設である東海大学医学部付属病院遺伝子診療科にご紹介して検査を行うことができます。
出生前検査につきましては、以下に詳しく記載されておりますので、ぜひご覧ください。
・出生前検査認証制度等運営委員会のWebサイト「一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査
・厚生労働省補助事業として製作されたWebサイト「妊娠中の検査に関する情報サイト

Q. 拡大新生児マススクリーニング検査はできますか?

A. 当院では、公費で行われている新生児マススクリーニング検査とともに拡大新生児マススクリーニング検査(任意検査)を行っております。
対象は、重症複合免疫不全症(SCID)、脊髄性筋萎縮症(SMA)の2疾患です。どちらも稀な疾患ですが、早く見つけることができれば適切な治療を行うことができますので、検査を受けて頂くことをお勧めします。
なお、拡大新生児マススクリーニング検査は任意検査ですので、必ずしなければいけないわけではありません。また、検査費用は自費(9,000円)になります。

Q. 産科医療補償制度について教えてください。

A. 詳細は「妊産婦の皆様への産科医療補償制度のご案内」のページをご覧ください。
当院は産科医療補償制度加入機関です。

Q. 出産育児一時金制度について教えてください。

A. 出産育児一時金制度とは、健康保険法等に基づく保険給付として、健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその被扶養者が出産したときに、出産に要する経済的負担を軽減するため一定の金額が支給される制度です。
令和5年4月より、支給額は42万円から50万円に引き上げられました。
当院では出産育児一時金の直接支払制度を導入しています。
直接支払制度を利用した場合、出産育児一時金の請求と受け取りを妊婦さんに代わって当院が行うことで、退院時に窓口で出産費用を全額支払う必要がなくなります。