HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種

当院では以下の方を対象としたHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種を行っています。

  1. 小学校6年~高校1年相当の女子を対象とした定期接種(公費)
  2. 誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日の間で、過去にHPVワクチン接種を合計3回受けていない女性を対象にしたキャッチアップ接種(公費)
  3. 定期接種、キャッチアップ接種の対象ではないHPVワクチン接種希望者(自費)

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種を希望される方は、当院までご連絡ください。完全予約制となります。
ワクチン接種は月曜日~土曜日の外来診療時間内にて予約をお受けしております。
ワクチン接種後は経過観察のために30分ほど待合室で座ってお待ちいただく必要がありますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について

ヒトパピローマウイルス(HPV)は性的接触のある女性であれば多くの方が生涯で一度は感染するとされている、ごくありふれたウイルスですが、子宮頸がんの95%以上はHPVが子宮頸部に感染することで発症することがわかっています。
HPVには200種類以上の遺伝子型がありますが、子宮頸がんの発症に関連している遺伝子型はその中の13種類(16、18、31、33、35、39、45、51、52、56、58、66、68型)であり、それらをハイリスクHPVと呼んでいます。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を接種することで、ハイリスクHPVのうち一部の感染を防ぐことができます。

現在、日本国内で使用できるHPVワクチンは、以下の3種類です。

  • 2価ワクチン(サーバリックス)
  • 4価ワクチン(ガーダシル)
  • 9価ワクチン(シルガード9)

サーバリックスおよびガーダシルを接種することで子宮頸がんの原因の60~70%を防ぐことができ、シルガード9を接種することで子宮頸がんの原因の80~90%を防ぐことができます。

現在、HPV感染症を防ぐHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われております。
また、HPVワクチン接種に関しては、2013年6月から一時的に定期接種積極的勧奨の差し控えが行われておりましたが、2022年4月からは、定期接種積極的勧奨の差し控えは中止となりました。
それに伴って、誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日の間で、過去にHPVワクチン接種を合計3回受けていない女性を対象にしたキャッチアップ接種が開始されています。

定期接種およびキャッチアップ接種どちらの場合でも、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類のHPVワクチンを公費で受けることができます。
それぞれのワクチンは一定の間隔をあけて合計3回接種しますが、シルガード9に限っては、15歳までに1回目の接種を受けた場合には合計2回の接種でワクチンの効果が得られることが報告されていますので、合計2回で接種完了となります。

自費での接種について

定期接種、キャッチアップ接種の対象ではなくてHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種を希望される場合、これまでの臨床試験では45歳までの年齢層でHPVワクチンの有効性が証明されていますので、当院では45歳以下の方を対象としてHPVワクチン接種(自費)を行っております。

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種料金(自費)は以下の通りです
  • 2価ワクチン(サーバリックス) 17,600円
  • 4価ワクチン(ガーダシル) 17,600円
  • 9価ワクチン(シルガード9) 33,000円

なお、いずれのHPVワクチンも子宮頸がんを100%防ぐわけではありませんので、子宮頸がんを予防するためには、HPVワクチン接種と20歳以降は定期的な子宮頸がん検診を行うことが重要です。

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)につきましては、以下に詳しく記載されておりますので、ぜひご覧ください。